第24回 回転機研究討論会

日時 :2025年10月3日(金)9:30〜19:00
会場連合会館 2階 大会議室ほか
    (東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
交通 :東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分,
    JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」徒歩5分
協賛 :(一社)日本産業機械工業会(予定)
 

プログラム

司会:回転機専門委員会  沼 大地[富士石油(株)]

開会の挨拶(9:30〜9:35)

回転機専門委員会 主査  太田英司[ENEOS(株)]

第T部 発表(9:35〜13:15)

1. 往復動圧縮機廻りの配管振動評価と対策(9:35〜10:05)

千代田化工建設(株)  西口誠人

2. 往復動圧縮機のシリンダバルブポート欠損トラブルとその対応(10:05〜10:35)

ENEOS(株) 工藤大典

休憩(10:35〜10:45)

3. ドライスクリュの構造と最近の技術動向(10:45〜11:15)

(株)神戸製鋼所 岩屋達朗

4. ターボコンプレッサにおけるガスホワール振動事例及び対策(11:15〜11:45)

コスモ石油(株) 太刀川 卓

休憩(11:45〜12:45)

5. 電流情報量診断技術の概要と診断事例のご紹介(12:45〜13:15)

(株)高田工業所 須本 賢太朗

総合質疑応答・会場移動(13:15〜14:00)


第U部 ワークショップ(各Roomに分かれて討議/講義を行う)(14:00〜16:30)

Room1:【事例紹介】 メカニカルシール・ドライガスシールのトラブル事例と改善事例紹介

 本講座は例年開催している教育講座とは異なり、初級者から中級者向けにメカニカルシールとドライガスシールについてのトラブル事例や改善事例を紹介し、メカニカルシールとドライガスシールの知識提供を目的として開催する。
 近年、メーカ会社、エンジニアリング会社、及びユーザ会社の世代交代により、技術伝承が上手くいかずにトラブルの発生、メカニカルシールやドライガスシールの改善に戸惑う若い技術者が増えてきている。
 この為、メカニカルシールとドライガスシールのトラブル事例や改善事例を各シールメーカ、およびユーザ会社から紹介を行い、メカニカルシールやドライガスシールによるトラブルの未然防止やシール改善による機器の信頼性向上へ役立てていただく。
リーダコスモ石油(株)太刀川 卓
サブリーダイーグルブルグマンジャパン(株)中澤悠二
サブリーダ(株)PILLAR藤永繁行
サブリーダ(株)タンケンシールセーコウ仙誉啓介
サブリーダ日本ジョンクレーン(株)青井達也

Room2:【教育講座】 連続再生式接触改質装置(CCR)」の基礎と回転機関係のトラブル事例

 石油関連の回転機技術基礎講習として石油プロセスを紹介する。
 今回は「連続再生式接触改質装置(CCR)」について取り組む。連続再生式接触改質装置(CCR)に設置されている回転機関係のトラブル事例等を情報提供し、これらに関連して各参加者の視点から提議・討論することで各自の知見を高める。
リーダ太陽石油(株)羽藤雅史
サブリーダ太陽石油(株)坂井庸泰
サブリーダ鹿島石油(株)渡邊弘樹
サブリーダ千代田化工建設(株)中川裕介
サブリーダ(株)神戸製鋼所瀬山勝広

Room3:【教育講座・新技術】 回転機の状態監視技術動向

 適切な状態基準保全(CBM)を実現するには、設備の状態を正確に把握するための「状態監視技術」の活用が不可欠である。特に回転機においては、従来の振動診断や潤滑診断に加え、近年ではIoTやビッグデータ、AIの活用といった新しい技術の導入により、監視手法が多様化している。
 本ワークショップでは、こうしたさまざまな状態監視技術について、ユーザのトラブル事例やメーカの知見、最新の技術動向を交えながら講義と議論を行う。参加者の理解を深め、実務に役立ててもらうことを目的としている。状態監視に興味がある方のご参加をお待ちしています。
リーダ出光興産(株)鍛冶紘亮
サブリーダENEOS(株)鷲津 大
サブリーダコスモ石油(株)糸山俊介
サブリーダ東亜石油(株)川ア由佳
サブリーダベーカーヒューズ・エナジージャパン(株)堀部孝雄
サブリーダJFEアドバンテック(株)渕上芳樹
サブリーダ新川電機(株)栗原雅己
サブリーダ鈴与ルブリカンツサービス(株)池ヶ谷佳幸
サブリーダ(株)日立インダストリアルプロダクツ田村政明
サブリーダ(株)酉島製作所野呂貴之

Room4:【教育講座】 新旧ポンプの違いと注意点

 国内石油各社が保全を行っている機器の大半は1960〜90年代に設置されたものである。その当時の国内外規格(API610_4〜7th)で設計製作されていることから、保全を行うに際して新旧の幅広い知識・技術が必要である。そこで、本WSでは、1960〜90年代に設置されたポンプの問題点を実際のトラブル事例を交えて紹介する。
 更に、上記以降のAPI規格の改訂内容を活用したレトロフィット(改良保全)、即ち信頼性向上策などについて説明する。 焦点は主に片持ち渦巻きポンプ(一部メカニカルシールを含む)とし、初心者・中級者向けの内容とする。
リーダENEOS(株)天白真伸
サブリーダ石油学会個人会員岡野正幹
サブリーダ日本フローサーブ(株)内山史教
サブリーダイーグルブルグマンジャパン(株)田中寛志
サブリーダ出光興産(株)大橋祐介
サブリーダENEOS(株)菊地 寿稀也

Room5:【討議・事例紹介】 再生補修技術

 回転機の再生補修技術に関して、失敗事例及びその考察をもとに、理論や再生補修を行う場合の注意点等を盛り込んで紹介、討議を行う。
 また、最新の補修技術の紹介と、近年需要の増えている補修材の紹介を行う。再生補修の理論については、溶射の選定基準や特質の紹介、ポンプリペアに関する規格の紹介を 行う。
 2025年度は機種を限定せず、回転機の再生補修に関する紹介を行う。
リーダ 富士石油(株) 久米洸暢
サブリーダ ENEOS(株) 鈴木 圭
サブリーダ 出光興産(株) 細井博之
サブリーダ 昭和四日市石油(株) 酒井 健
サブリーダ (株)荏原製作所中本浩章
サブリーダ トーカロ(株) 原田 諭
サブリーダ チェスタートン(株) 江村英人
サブリーダ 石油学会個人会員 仲山浩司

会場移動(16:30〜17:00)

第V部 交流会(17:00〜19:00)

会場:連合会館 2階大会議室

閉会の挨拶(18:30〜18:35)

回転機専門委員会 副主査 寺井喜宣[三菱重工業(株)]

参加費:
【早期登録(〜9月26日)】
普通(個人)会員13,530円、維持(法人)会員会社社員・協賛団体会員14,520円、非会員19,580円、学生会員7,590円、学生非会員9,570円
【通常登録(9月27日〜)】
普通(個人)会員14,520円、維持(法人)会員会社社員・協賛団体会員15,510円、非会員20,570円、学生会員8,580円、学生非会員10,560円
定員: 270人
申込方法: 参加登録画面よりweb申し込み。 お申込み後のキャンセルは原則できません。
参加登録
支払方法:クレジットカード支払い、または下記の銀行口座へお振り込みください。
三井住友銀行 池袋東口支店 (普) 7708349 口座名 シヤ)セキユガツカイ

問合せ先

公益社団法人 石油学会 回転機研究討論会係

〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-8-4 陽友神田ビル4F
TEL:03-6206-4301, FAX:03-6206-4302
 E-mail:events@sekiyu-gakkai.or.jp

 

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